2006年度の沖縄のMFJ公認MOTO-1シリーズは、大きく分けてMOTO-1クラスとMOTO-2との2クラスになっています。現在、MOTO-1NAとMOTO-2NA/NBクラスが公認競技で、MOTO-2NA/NBは混走となり、NAの選手とNBの選手の熱い戦いが展開されていますよ。
入門クラスとして、非公認でMクラスも設けていて、このクラスでは排気量は一切関係なく参戦可能。NBへのステップアップする選手の為に開設されました。Mクラスも10台程のクラスでなかなか盛り上がっています。

 さて、MOTO-1NAクラスで圧倒的な強さを見せているのが、チームシューティングスターからエントリーしているゼッケン2番の喜屋武秀樹選手!彼の実力は、最後尾からスタートしても、レース終了するまでにはトップになっているほどの実力派ライダー!さすがに2005年度・総合第2位の成績を持っている選手です。
TEAM MATSUDAからエントリーしている、ゼッケン4番の松田敬貴選手の走りは、昔から変わらず「痛い」というか「激しい」というか、表現できない走りをします。松田選手の走りは見ないと解らないほどの激しい走りです。
チームENJOYからエントリーしているゼッケン20番の瀬長邦秀選手は、スライドといったら瀬長というほど、スライディングのテクニックはピカイチ!瀬長選手の走りは暴れ馬っていう感じで本人そのままって感じですね。瀬長選手を知っている人ならばこの表現は納得すると思います。
ブラッシュワークからエントリーしているゼッケン10番の金城徹選手は、常に安定した走りを魅せてくれます。

 今年のMOTO-2NA/NBクラスは、熱い!本当に熱い!今年に入りMFJ国内B級ライセンスを取得する選手が増え、NAクラスとの混走となっています。NAの選手はNAのプライドもありNBには負けないという意地があり、NBの選手は来年NAに昇格したいという熱意から、どうしても上位入賞したいという気持ちが伝わります。
現在、MOTO-2NA/NBクラスで目立つのは、(株)くみきレーシングからエントリーしているNBゼッケン30番の玉城豊選手!バイクに乗る姿に特徴があります。ほぼタンクの上に座っているという感じの乗り方で、コーナーではフロントも滑らしながら曲がっていくという、2輪車の限界ギリギリまで把握しているような走りです。
また、チームENJOYからエントリーしているNBゼッケン53番の大城宏太朗選手とNAゼッケン90番の比嘉正和選手!宏太朗選手はやっとでライセンスを取り、NBでの参戦となっています。やはり、ライセンスを取らないとNBでの走行はできないですからねぇ〜。皆さんも是非NBライセンスを取得してNBクラスで走行しましょう♪
さて、NAゼッケン90番の正和選手は、今年に入り去年とは全く別人の走りをみせてくれます!去年はリタイヤが多かったが、今年に入りほとんど上位入賞しています!現時点では、宏太朗選手と37点の同ポイントで仲良く第2位につけていますが、これからどうなるか楽しみです。宏太朗選手がシージャパワーにどう歯向かっていくか個人的にも楽しみです。また、正和選手はいかにレース中でもシージャパワー炸裂させることができるか本当に楽しみです。この2人に関しては、レースだけの戦いではないから近くから見ておきます。

 MクラスはARMSからエントリーしている、ゼッケン30番の新垣佳也選手が、現在42ポイントでトップ!しか〜し、前回レースの表彰式で表彰台の中央に立ち、なんと次回からはMOTO-2NBへ参戦宣言!MOTO-2クラスは今後目が離せなくなります!
新垣選手がMクラスからMOTO-2クラスへ昇格したら、2ポイントという僅差で現在第2位の国場選手が、年間の首位に立つことになります。国場選手はチームシューティングスターからエントリーしていて、ゼッケンは1番。このままMクラスに残るのか?それともNBのライセンスを取得するのか!?本当に微妙な位置づけにいます。本大会ではシリーズ8戦中5戦参戦しないと年間ポイントの対象になりません。従って、次回からNBに移行すればMOTO-2での年間表彰を狙うことも可能!しかし、このままMクラスで継続すれば、ほぼ年間総合上位入賞は間違いない!新垣選手のMOTO-2昇格は年間ポイントを計算しての作戦だったのか!?な?