沖縄トライアル大会の第5戦が、5月28日(日)に今帰仁村の今帰自動車学校に隣接するトライアル牧場で開催しました。U字溝やタイヤや岩などの人工的に配置したセクションが中心となるコース構成です。雨も降り路面が滑りやすくなっているために国内B級は、比較的に優しいコース設定になりました。また、国際B級や国内A級のクラスは、雨が降って更に滑りやすくなり斜面を登れない選手や転倒する選手が多く、難易度が高いコース設定の大会となりました。
また、今帰仁大会で地元の今帰仁酒造から、もろみ酢と泡盛が入賞景品として提供いただきました。
 

国際B級は、調子が上がってきた神谷選手が、前回の今帰仁大会で優勝した宮城選手や山原で開催する大会に強い親川選手と各選手が、それぞれ気合いが入っています。雨降りのためマシンのコントロールが難しく、大会の後半になると泥で各セクションが滑りやすくなり苦戦する姿が見られ、接戦になりました。そんなセクション状態でも今回のベストクリーンとなるクリーン6個を取った親川久信選手が3位。1点差で宮城尚人選手が2位、優勝はクリーン5ですが減点23で神谷重伸選手が取りました。神谷選手はこれで今期3連勝です。今期の連勝記録に期待大です。

国内A級では、滑るセクションを物ともせず果敢に攻め2位以下を大きく引き離して、冨名腰直人選手が優勝。今期3連勝!2位には稲福政作選手が入賞。3位は具志堅興作選手となりました。このクラスも冨名腰選手の連勝記録に期待します。

国内B級は、雨の中でのトライに集中してセクションをこなし、オールクリーンではないか?と思うほどの気合いの入った走りで、減点2、クリーン12の好成績で、冨名腰慶亮選手12歳が優勝しました。2位には僅差で地元の玉城豊選手、3位には銘苅忠選手が入りました。
国内A級の冨名腰尚人選手と国内B級の冨名腰慶亮選手、の親子が2人共にクラス別で優勝となりました。

ビギナークラスは今回参加が宮城孝行選手1人でしたが、引率の指導の元でトライアルを体験し、いろいろなセクションを走りました。