リアライズコーポレーション ADVAN Zが9年ぶりに優勝!
2025-10-06 SUPER GT REPORT 2025

<GT500>
2025シリーズの第6戦「SUGO GT 300km RACE」は、秋のおだやかな気候の下で行われたが、コース上では序盤から抜きつ抜かれつのバトルが繰り広げられ、中盤には複数台のクラッシュにより赤旗中断となる大荒れの展開となった。
GT500クラスはポールポジションからスタートしたNo.16 ARTA MUGENCIVIC TYPE R-GT #16(大津弘樹/佐藤蓮)を予選2位のNo.39 DENSOKOBELCO SARD GR Supra(関口雄飛/サッシャ・フェネストラズ)が6周目に捉えてトップに浮上。一時は予選5位から追い上げてきたNo.24 リアライズコーポレーション ADVAN Z(松田次生/名取鉄平)に先行を許すも再びトップを奪い返す。
レース中盤の48周目にGT300車両2台がストレートでクラッシュし、さらにNo.64Modulo CIVIC TYPE R-GT(伊沢拓也/大草りき)が絡むアクシデントが発生し、これにより赤旗が提示さてレースは一時中断となった。



午後4時にレースは再開されると、3番手を走行していた24号車がハイペースでの追い上げを開始
する。60周目に2番手の17号車を捉えると、トップの39号車の背後に迫り、この3台での激しい攻防戦が繰り広げられる。70周目に2番手の24号車がトップを奪い取ると、

レースは最大延長時間の午後4時30分を迎えたためにチェッカーが提示され、このままゴールした24号車が2016年以来の勝利となった。


2位はNo.39 DENSOKOBELCO SARD GR Supra、3位はNo.17 Astemo CIVIC TYPE R-GTという結果となった。

SyntiumLMcorsaが混戦を制し4年ぶりの優勝を飾る!

GT500
1位 No.24 リアライズコーポレーションADVAN Z(松田次生/名取鉄平)
2位 No.39 DENSO KOBELCO SARD GR Supra(関口雄飛/サッシャ・フェネストラズ)
3位 No.17 Astemo CIVIC TYPE R-GT(塚越広大/小出峻)
<GT300>

GT300クラスの序盤は予選1位のNo.7 CARGUY FERRARI 296 GT3(ザック・オサリバン/小林利徠斗)を同2位のNo.60 SyntiumLMcorsa LC500 GTの吉本大樹が攻める展開となり、7周目には60号車がトップに立つ。






その後はペースの良いNo.56 リアライズ日産メカニックチャレンジ GT-R(ジョアオ・パオロ・デ・オリベイラ/平手晃平)に迫られるが抑えきり、赤旗中断から再開後も60号車は56号車を抑えきり、2021年以来の優勝を飾った。2位は56号車が入り、後半に追い上げを見せたNo.666 seven × seven PORSCHE GT3R(近藤翼/ハリー・キング)が初表彰台を飾った。


GT300
1位 No.60 Syntium LMcorsa LC500 GT(吉本大樹/河野駿佑)
2位 No.56 リアライズ日産メカニックチャレンジ GT-R(ジョアオ・パオロ・デ・オリベイラ/平手晃平)
3位 No.666 seven × seven PORSCHE GT3R(近藤翼/ハリー・キング)