au TOM’S GR Supraが優勝!史上初の3連覇達成!!

2025-11-06

 2025 AUTOBACS SUPER GT第8戦(最終戦)『MOTEGI GT 300km RACE GRAND FINAL』の決勝レースが11月2日(日)に、栃木県のモビリティリゾートもてぎで行われた。

今季3勝を挙げたNo.1 au TOM’S GR Supra(坪井翔/山下健太)がGT500チャンピオンに輝き、坪井は史上初の3連覇を達成した。
GT300クラスではNo.5 マッハ車検 エアバスター MC86 マッハ号(塩津佑介/木村偉織)がチーム初優勝を挙げ、GT300チャンピオンはNo.65 LEON PYRAMID AMG(蒲生尚弥/菅波冬悟)が獲得した。

<GT500>

 GT500クラスの決勝レースは、予選2番手からスタートしたNo.1 au TOM’S GR Supra(坪井翔/山下健太)が1周目にポールポジションのNo.38 KeePer CERUMO GR Supra(石浦宏明/大湯都史樹)を捉えてトップに浮上する。1号車は徐々にリードを広げ23周目にピットイン、坪井から山下に交代。対して、1号車とタイトルを争うNo.100 STANLEY CIVIC TYPE R-GT(山本尚貴/牧野任祐)は、5番手走行から逆転勝利を狙ってピット作業ではタイヤ無交換作戦に出て、これによって1号車の前、実質トップを奪い取った。

しかし、100号車はそれが裏目に出たのかペースが上がらず、1号車の先行を許す。
1号車は100号車を抜いて2番手に浮上したNo.12 TRS IMPUL with SDG Z(平峰一貴/ベルトラン・バゲット)に何度も脅かされるが、これを退けて63周を走り切り、

No.1 au TOM’S GR Supraが今季3勝目を挙げ、2025年のドライバーズチャンピンを獲得。坪井は史上初の3連覇、山下は連覇を成し遂げ
た。

2番手でゴールした12号車はレース後の車検で違反により失格。2位にNo.23 MOTUL AUTECH Z(千代勝正/高星明誠)が繰り上がり、100号車が3位となった。

LEON PYRAMID AMGが獲得!
マッハ車検エアバスター MC86 マッハ号が初優勝

<GT300>

 GT300クラスはポールポジションのNo.61 SUBARU BRZ R&D SPORT(井口卓人/山内英輝)がレース前半をリード、予選2番手のNo.5 マッハ車検 エアバスター MC86 マッハ号(塩津佑介/木村偉織)は、タイヤ温存のため我慢の走りを行い、ピットインではタイヤ無交換により作業時間を短
縮する作戦に出た。

これでトップに立った5号車は厳しいタイヤでトップを守り切り、チーム参戦22年目にして初優勝を達成した。

2位にはNo.61 、3位に前戦オートポリス大会で優勝したNo.666 seven ×seven PORSCHE GT3R(ハリー・キング/藤波清斗)が入った。

タイトル争いは、予選14番手スタートだったポイントリーダーのNo.65 LEON PYRAMID AMG(蒲生尚弥/菅波冬悟)が巧みなレース戦略で6位まで順位を上げゴール、わずか1ポイント差で2018年以来2度目のタイトルを獲得した。 

GT500
1位 No.1 au TOM’S GR Supra(坪井翔/山下健太)
2位 No.23 MOTUL AUTECH Z(千代勝正/高星明誠)
3位 No.100 STANLEY CIVIC TYPE R-GT(山本尚貴/牧野任祐)

GT300
1位 No.5 マッハ車検 エアバスター MC86 マッハ号(塩津佑介/木村偉織)
2位 No.61 SUBARU BRZ R&D SPORT(井口卓人/山内英輝)
3位 No.666 seven ×seven PORSCHE GT3R(ハリー・キング/藤波清斗)

ホンダ/HRCが2026年からGT500クラスに投入する予定の新型マシン「ホンダHRCプレリュードGT」のデモランを行った。

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