Supraの連勝をストップ、No.23 MOTUL AUTECH Zが勝利!
2025-09-08 SUPER GT REPORT 2025
<GT500>

厳しい暑さのなか、8月23日~24日に第5戦が三重県の鈴鹿サーキットで開催された。
決勝レースは、予選でポールポジションを獲得したNo.16 ARTA MUGEN CIVIC TYPE R-GT #16(大津弘樹/佐藤蓮)が順調に滑り出しレースをリードする。


2位以下に大きな差をつけていたトップ16号車に対し、予選2番手だったNo.23 MOTUL AUTECH Z(千代勝正/高星明誠)が迫りトップ争いを展開、この2台は18周終了時に揃ってピットインし、ピットアウト時には順位が入れ替わり23号車が事実上のトップとなる。


その後にピット作業を行なったNo.14 ENEOS X PRIME GR Supra(大嶋和也/福住仁嶺)が猛追を見せ2番手に浮上、


3番手にNo. 3 Niterra MOTUL Z(佐々木大樹/三宅淳詞)が付ける展開となった。結局、順位はこのままで23号車が23年開幕戦以来のトップチェッカーを受けた。

GT500
1位 No.23 MOTUL AUTECH Z 千代勝正/高星明誠
2位 No.14 ENEOS X PRIME GR Supra 大嶋和也/福住仁嶺
3位 No. 3 Niterra MOTUL Z 佐々木大樹/三宅淳詞
<GT300>

GT300クラスは、通算15回目のポールを手にしたNo.61 SUBARU BRZ R&D SPORT(井口卓人/山内英輝)が快調なペースでレースをリード、

予選2番手のNo. 7 CARGUY Ferrari 296 GT3(ザック・オサリバン/小林利徠斗)と

No. 5 マッハ車検 エアバスター MC86 マッハ号(塩津佑介/木村偉織)がその後を付ける。
ピット作業を終えた車両でトップに立ったのは予選4番手のNo.60 Syntium LMcorsa LC500 GT(吉本大樹/河野駿佑)。しかしレース中盤、7号車がトップの60号車とのバトルを制すると、その勢いで逃げ切り態勢で周回を重ねる。

7号車は2位以下に15秒近い大差をつけ、スーパーGT初優勝を飾る。


2位に入った60号車は、レース後の再車検で失格となり、2位に61号車、

3位には、61号車を終盤まで抑えていたが先行を許し4位チェッカーを受けた5号車が表彰台の一角を勝ち取った。

GT300
1位 No. 7 CARGUY Ferrari 296 GT3 ザック・オサリバン/小林利徠斗
2位 No.61 SUBARU BRZ R&D SPORT 井口卓人/山内英輝
3位 No. 5 マッハ車検 エアバスター MC86 マッハ号 塩津佑介/木村偉織